【連載記事】ニキシー管時計をつくる(その5)
ニキシー管時計を作る(その4)では、ニキシー管時計の外観デザインと部品のレイアウトを決定し、部品の配置に合わせてアルミシャーシの加工を行った。アルミシャーシの加工とほぼ同じタイミングで実装用のニキシー管を追加購入したので記事にまとめる。
というのも、これまでプロトタイプ機で使用していたニキシー管(IN-8-2)はリード線タイプのためソケットに挿すタイプではない。そこで、実装ではソケットに挿すタイプのニキシー管(IN-8)を使用することにした。
ニキシー管時計を作る(その4)では、ニキシー管時計の外観デザインと部品のレイアウトを決定し、部品の配置に合わせてアルミシャーシの加工を行った。アルミシャーシの加工とほぼ同じタイミングで実装用のニキシー管を追加購入したので記事にまとめる。
というのも、これまでプロトタイプ機で使用していたニキシー管(IN-8-2)はリード線タイプのためソケットに挿すタイプではない。そこで、実装ではソケットに挿すタイプのニキシー管(IN-8)を使用することにした。
【連載記事】ニキシー管時計をつくる(その3)では0時を報せる時報回路の不具合を解消した。ようやく実装の目処が立ったので、そろそろ時計としてのデザインや部品の配置を決める必要がある。長々とプロトタイプ機を机の上に置いて満足している場合ではない。
そこで、本記事では製作するニキシー管時計の外観デザインと部品のレイアウトを決定。実際の部品配置の確認やアルミシャーシの加工を行った。その結果、大きな失敗なくいい感じのケースが出来上がったので「その4」として記事にまとめることにした。
【連載記事】ニキシー管時計をつくる(その2)では、ニキシー管時計に搭載する時報回路の試作と動作状況の確認を行なった。その結果、カウンター回路からのパルス信号では試作した時報回路が動作しない問題が浮上。具体的には、カウンター回路からのパルス幅がメロディICの規格値(t>15.6ms)を満たしていないことが問題であった。
そこで本記事では、メロディICを動作させるために十分なパルス幅が得られるように「単安定マルチバイブレータ」と呼ばれる回路を使ってパルスを調整した上で時報回路の試作、動作の確認を行なったので紹介する。
【連載記事】ニキシー管時計をつくる(その1)では、ニキシー管時計の仕様と回路構成、プロトタイプ機の動作の様子を紹介した。その2では、ニキシー管時計に搭載する時報回路を試作したのでその回路図と実際の動作の様子を紹介する。また、試作の過程で明らかになった問題についても末尾で紹介する。
ニキシー管時計の製作はこのブログを立ち上げた理由のひとつである。ようやく本製作の目処が立ったのでその過程を連載記事で掲載開始することにした。
ここでは、ニキシー管の中でもまだ比較的入手しやすいロシア製のIN-8(ロシア文字では「ИН-8」と表記するらしい)を使った時計を製作する。構想から足掛け数年、必要となる回路の設計・試作を重ねようやくプロトタイプ機が完成した。本記事ではニキシー管時計のコンセプトと基本構成、プロトタイプの紹介を行う。
ニキシー管時計のアラームにちょうど良いメロディはないかと探していたら、メロディICというノスタルジックなICがあることを発見。すでに生産が終了しているものが多いらしいが、運良くヤフオクで入手した。データシートを見ながら回路を組み立てて動かしてみた。
使用したメロディICはセイコーエプソン製メロディICの「SVM7962C0N」である。SVM7960シリーズのひとつということだが、いくつかシリーズがあるらしい。wikipediaが詳しいのでシリーズの違いなどは参考にされたい。YouTubeなどで再生音声を聞くと昔どこかで聞いたことがあるメロディが多く、病院の出入り口とか目覚まし時計で聞いたことがあるような。ニキシー管時計にピッタリである。