【連載記事】ニキシー管時計をつくる(その3)
【連載記事】ニキシー管時計をつくる(その2)では、ニキシー管時計に搭載する時報回路の試作と動作状況の確認を行なった。その結果、カウンター回路からのパルス信号では試作した時報回路が動作しない問題が浮上。具体的には、カウンター回路からのパルス幅がメロディICの規格値(t>15.6ms)を満たしていないことが問題であった。
そこで本記事では、メロディICを動作させるために十分なパルス幅が得られるように「単安定マルチバイブレータ」と呼ばれる回路を使ってパルスを調整した上で時報回路の試作、動作の確認を行なったので紹介する。