ベランダに水道を付ける

わが家のベランダには水道がない。なのでプランターの水やりや、大晦日の網戸掃除なんかは大きめのジョウロを持ってベランダとキッチンを何往復もしないといけないためとても面倒だ。なんとか楽にならないかと手動ポンプ式のポータブルシャワーを買って使ってみたりしたが、ジョウロと大きな違いはなかった。

そこで、コロナ禍の明るいベランダライフを実現するべく、ベランダにどうにかして水栓を設置することにした。具体的には、給湯器の給水パイプを分岐させることで蛇口を作り、散水ホースをつけた。その結果、非常に使い勝手の良いベランダ用の水道が完成した。

YASHICA 35 minister F2.8 ハーフミラー修理

令和2年の冬、妻がフィルムカメラに興味を持ち始めた。フィルムカメラで撮るとインスタやLINEカメラでエフェクトを付けたようなお洒落な写真が撮れるのではないか、とのことだ。確かに、数年前のニュースでインスタントカメラが10代の若者に受けているというのを聞いたことがある。写真の風合いや、現像・プリントするまでどんな写真が撮れているか分からないことも人気の秘密と言っていた。私は高校くらいまでフィルムカメラを使って写真を撮っていたので、ニュースや妻の話を聞いたときは特段の目新しさは感じていなかったが、ここ20年はデジタルカメラしか使っていなかったので、確かに、今の時代にフィルムカメラも面白いかもな、と思い中古のカメラを買うことにした。

買ったカメラはYASHICA 35 minister F2.8である。今から60年くらい前のカメラらしい。千葉港のハードオフでたしか2,000円くらいだった。このカメラを選んだ理由は特になく、いくつかある中古カメラのうち、妻が見た目でチョイスした。シャッターや露出計、絞りなど機械系は動作に問題なかったが(後から考えるとすごい!)、レンジファインダーカメラ特有の「二重像合致式」の光学系がダメになっていた。具体的にはカビやハーフミラー の経年劣化で二重像がほとんど見えず、妻もフォーカス合わせに苦労していた。

そこで、YASHICA 35 minister F2.8のレンジファインダーの二重像が鮮明に写るようにハーフミラー などを修理したのでその記録を記す。