楽ナビ AVIC-MRZ09のタッチパネルを修理する

わが家のマイカーに搭載されているナビのタッチパネルがとうとう壊れた。タッチの位置がズレることは朝飯前、ナビ中にタッチパネルが誤動作して地図がどんどんスクロールされる。行き先地を入力することもままらない。ラジオの選曲もできない。意を決して新しいナビを・・・と思ったが、踏みとどまった。インターネットで調べるとどうやら自分で交換・修理できるようである。

そこで、わが家のマイカーに搭載されている「カロッツェリア 楽ナビ AVIC-MRZ09」のタッチパネルを交換・修理したのでその記録を残す。修理の結果、タッチの誤動作がなくなり問題なく使用できるようになった。

参考記事

AVIC-MRZ09のタッチパネル交換を丁寧に解説しているサイトがあったので大いに参考にさせていただいた。また、交換用タッチパネルも同サイトで購入可能。神戸の会社らしい。私は高校時代に神戸に通っていたので親近感が湧く。

  1. 884NEWS, AVIC-MRZ90,MRZ77,MRZ99,MRZ02~MRZ09のタッチパネル交換手順 https://884.news/goods/3152/

準備

交換用タッチパネルは上記のサイトで購入可能である。ありがたい。私はAVIC-MRZ09用のタッチパネルを購入させていただいたが、他の製品もあるようなので型番に合わせて購入するのが良い。1枚4,000円也。修理に出すと1〜2万円が相場らしいのでとてもリーズナブルである。

分解にあたって、上のサイトにも書いてある通りネジにあったドライバー(0番、1番)を用意した方が良い。ネジが思いの外固く締まっており、1番のネジを0番で回して危うくナメそうになった。

品物型番数量価格備考
AVIC-MRZ09用タッチパネル14,000884NEWS, https://884.news/goods/1405/
0番 プラスドライバー1275円VESSEL製
1番 プラスドライバー1189円VESSEL製
本段落内のリンクのうち下2つはAmazonの商品販売ページへ移動します(Amazonアソシエイト)
884NEWSで購入したタッチパネル

修理

修理は参考記事の通り、モニターユニットの取り外し、分解、パネル交換、組み立て、取り付けの順で実施した。参考記事ではナビごと車から取り外して修理を行なっているが、ナビの取り外しが大変であること、また卓上電源が用意できないことから、モニターユニットの取り外しならびに取り付けは自動車に搭載されたままの状態で実施した。

その1 モニターユニットの取り外し

勝手に海に飛んでいくナビ(故障中)

モニターユニットを開いた状態で車の電源を切る。

交換・組み立てが終わるまで車の電源をONにしない。(モニターユニットを取り外した後にトレイが吸い込まれて最悪の場合2度と取り出せなくなる可能性がある)

ヒンジのネジを外す。結構固くて、番号のあったドライバーでなければナメそうだ。

反対側も外す。

両側のネジを外したらヒンジからモニタユニットを優しく外す。裏面にあるフレキケーブルのコネクタのカバーのネジを取り外す。

カバーを外すとフレキケーブルを固定するコネクタが現れる。黒い押さえを優しく上に上げてフレキケーブルを取り外す。

コネクターの押さえを外したところ。これでケーブルが外れる。

ケーブルがコネクタから外れたらモニターユニットを取り外す。

その2 モニターユニットの分解

取り外したモニタユニット(表)

モニタユニット(裏)

裏側4箇所のネジを外す

側面2箇所のネジを外す

6箇所のネジを外したら、底部の爪からカバーを取り外す。いわゆる「殻割り」というやつである。マイナスドライバーなどで丁寧に開ける。

殻割りで取り外したモニターユニットのカバー。液晶パネルとタッチパネルのフレキケーブルが下部に見える。

液晶パネル(左)とタッチパネル(右)のフレキケーブルを止めるコネクターからそれぞれのケーブルを取り外す。

2本のケーブルをコネクタから外したら、いよいよ液晶ユニットとモニタフレームを分離する。液晶画面側から優しく押せばフレームが外れる。

取り外された液晶パネルとモニタフレーム。アンテナ線?を切らないように気をつける。

その3 タッチパネルの交換

液晶パネルとタッチパネルの間にパッキンが入っており若干固着しているため、カッターナイフなどで優しく取り外す。液晶パネルを傷つけないように注意する。

液晶パネルとタッチパネルを無事分離できた。

新しいタッチパネルを取り付ける前に液晶パネルの表面についた埃などをエアダスターで除去する。

884NEWSさんで購入した互換タッチパネル。傷などなく丁寧な梱包で届いた。素晴らしい。中の紙はフレキケーブル固定用のテープ。

AVIC-MRZ09のタッチパネル修理

タッチパネルはサイトに紹介されている通り「左上」が液晶パネルとツライチになるように取り付ける。

左の写真はパネルが上下逆さになっているので右下に合わせている。この状態で元のフレームに収める。

その4 モニターユニットの組み立て

液晶モニターとタッチパネルのフレキケーブルを元のコネクタに接続する。

タッチパネルのケーブルは純正よりやや長めなので、2回折り返して格納する。

2本のフレキケーブルを接続したところ。純正より長いタッチパネルのケーブルは付属のテープで固定する。

カバーを取り付け、ネジを6箇所締める。

これでタッチパネルの交換が完了!

その5 モニターユニットの取り付け

この状態で電源を入れるとトレイが吸い込まれて2度と出せなくなる恐れがあったため、クルマの電源は入れずに作業を進めた。

モニターユニット裏側のコネクタにフレキケーブルを接続する。

ケーブルの左右にノッチがあり、コネクタの溝と一致するようになっているのでズレないように差し込み、コネクタを閉める。

カバーを取り付ける

ヒンジのネジを取り付け、モニターユニットの取り付けが完了した。

その6 タッチパネルのキャリブレーション

すべての取り付けが完了したら車の電源をONにしてモニターユニットを格納する。

「AV」ボタンを2回長押しし、タッチパネルのキャリブレーション画面に入る。

逐次現れる十字に合わせてタッチする。

キャリブレーションが完了した。はたして・・・

その7 完成

タッチパネルの動作を無事確認した。

また、タッチした位置と異なる位置が検出される不具合や、タッチの誤動作は全て解消された。

総括と反省

Nikon FM2 F1.4 / Kodak ULTRAMAX 400
私はドライブが趣味と言ってもいい。バスや電車といった公共交通機関が発達した千葉の都会に住みながら自動車に乗ることは一見すると非合理的かもしれないが、それ以上にクルマの運転は楽しい。休みは遠方へ行くことも多かったため、よく道にも迷った。そんな時、このカーナビは文句ひとつも言わずにわが家まで導いてくれた。

人生で初めて買った車についてきた思い出の詰まったカーナビである。タッチパネルが壊れたからといって簡単に買い替えたりしたりしない。まだまだ付き合ってもらおう。

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